WCAG本体、解説書、テクニックを扱うMCPサーバーを作った

MCPサーバーの手習いを兼ねて、自分やチームの壁打ちの役に立つかもと思い、WCAGの本体、解説書、テクニックをリソースとして提供してくれるMCPサーバーを作ってみた。

https://github.com/tsmd/wcag-mcp

このMCPは4つのリソースを提供する。

これ自体、Clineのドキュメントにあったインストラクションに沿ってClineに書かせたものなので大したことはしていない。最初はHTMLをそのままゴソッと返していたけど、さすがにトークンの無駄遣いがすぎると思ってMarkdownに変換して返すようにした。コードは正直酷いなと思っているけど、バイブスを大事にしているという言い訳をしつつそのままにした。

できあがったあとに各MCPクライアントを使って動作確認をしたところ、Resourceに対応しているクライアントはまだ少数なことが判明…。Claude Desktopも、対応していると思いきや、リソース名に引数が含まれるDynamic resourceについては未対応との話があり、Toolとして作り直すべきなのかこれ…? と思っているのが現在地です。

リポジトリの中にW3CのWCAGリポジトリをサブモジュールとして持っているので、サブモジュールの中に入ってpullすればリソースも最新になるようになっている。


この記事は2025年4月7日にそめによって書かれました。