申し訳ない

息子が吐いた。私は後悔している。

簡単にいうと、息子が訴える不調を真剣に取り合わなかったのだった。

昨晩、歯磨きをして寝ようというときに、「具合が悪い」「フラフラする」と訴えた。これだけ書くと心配に思えるが、これらは彼の常套句なのだ。やらなければならないことを引き延ばすための、あわよくば、やらずに済ますための。

はいはいいつものやつねと、いつも通りに受け流した。あとちょっと頑張れ!とも言ったかもしれない。

それから「オエでそう」「洗面器持ってきて」とも言った。これには、ン?と思った。でも洗面器を取りにはいかなかった。

数秒後、息子が吐いた。慌てて洗面器を持って行ったが、2台のベッドは盛大にまみれていた。早く持っていけなくてごめんなと謝った。背中をさすりながら、息子はぽろぽろと涙を流していた。

違和感を感じたときに素早く動けなかった理由は他にもあるのだが、それを言っても言い訳にしかならない。今回は吐いただけで済んだが、もしもっと重大なことの予兆だったとしたら。「不調の訴えをスルーする」ことの重大さを改めて認識しないといけない。

息子の涙の理由は、不調を訴えたのに真剣に対応してくれなかった親への失望だった。いたたまれない。申し訳ない。


この記事は2023年12月23日にそめによって書かれました。